知られざるナイトワークの世界

そもそもナイトワークって何!?

「夜の仕事」、それがナイトワークって言われてるやつ。そのまんまなんだけど、これ以上の説明のしようがないよね。

ただ、業種って意味でいうと、警備員とか工場勤務とか工事現場とかも夜の時間帯に働いたりするけど、ああいうのはナイトワークとは呼んでないよ。ここで言ってる夜の仕事とかナイトワークってのは、夜の時間帯にオープンしてて、お客さんにお酒なりなんなりをふるまって相手をする接客業のこと。

まあ、最近はこの業種でも朝とか昼に営業してるところもあるけどね。朝とか昼にオープンしてても、そこでお酒をふるまって、男性のお客さんに若い女性なんかをあてがって接客するお店で働く仕事であれば、ナイトワークって表現することができるから、それも頭に入れておけ。

種類が豊富!ナイトワークの職種【まとめ】

ナイトワークのイメージはわかったと思うけど、種類はかなり多いし、それぞれ特徴も違うから自分に合うものを探した方がいいね。

代表的な夜の仕事を並べてみるから、一通り頭に入れておくように。

  • キャバクラ

    +

    さすがにキャバクラは知ってるよな?主に男のお客さんが来て、キャバ嬢って呼ばれてる女の子らが接客して、お酒とか飲む場所ね。最近は女性のお客さんも多くなってきてるし、外国人も増えてきてるね。あと、個性も出てきてる。コスキャバとかショーキャバとか和キャバとかね。そうしないと生き残れない時代なんだろうけど。

    接待サービスが許されてる代わりに、夜は12時とか1時とかまでしか営業ができないって決まりがあるのもキャバクラの特徴だ。

  • ガールズバー

    +

    最近流行ってきてるよな。ガールズバーもコンセプトが増えてきて多様化してる感じ。キャバよりも女の子のお客さんが多い傾向もあるね。キャバみたいに接待はできないのもポイント。その代わりに、何時まででも営業できるって特徴がある。
    接待禁止だから、女の子が接客するときは、お客さんの隣とかに座れないのがガールズバーの特徴ね。必ずカウンター越しに接客しないとダメってのがガールズバーだ。
  • ニュークラブ

    +

    システム的にはキャバクラと似たようなもんだけど、キャバよりちょっと高級志向って感じかな。だから働くスタッフも給料がちょっと高いところが多いよね。まあ、未経験者のボーイなんかは普通のキャバとそこまで待遇は変わらないだろうけど。キャバクラとほとんど同じことやってるんだけど、キャバクラって名乗りたくないお店もニュークラブって言ってたりする。だから、線引きはよくわかんないんだよね、結局。
    お店側が「うちはニュークラブ」って言ったらニュークラブ、みたいな。そう捉えておいてオッケーだよ。ちなみに北海道だけは例外ね。北海道のキャバクラはエロ系で、ニュークラブは普通に女の子とお酒飲むだけって感じになってる。これも知っておいて損はないよ。
  • パブ

    +

    パブってのは、ちょっと意味合いが広いから要注意。夜のお店でパブっていうと、キャバクラとかスナックみたいな接待っぽい接客をするところもあれば、ガールズバーみたいにカウンター越しに接客するところもあるけど、コンセプトが明確なことが多いかな。フィリピンパブとかカラオケパブとかね。もともと洋風の居酒屋って感じの意味合いだから、誰でも気軽にお酒が飲めて女の子とおしゃべりできる場所って考えておくといいんじゃね?大衆的な飲み屋さんって感じかな。

  • スナック

    +

    ガールズバーと似たようなスタイルのお店だね。接客してる女性の年齢が、ガールズバーよりも上のお店がほとんどだけど。ガールズバーにはいない「ママ」がいたりっていう特徴はあるよ。っていうか、これが最大の特徴。
    接待はできないから、営業時間の制約もなし。そんなに広くない店内で、こじんまりとやってるお店が多いね。
    基本的にはママと、あとバイトの女の子が1人いるくらいで、男がナイトワークでスナックを選ぶっていうのは、ほとんどないかな。
  • ラウンジ

    +

    ラウンジもなかなか曖昧な形態なんだけど、店内は広くてでかいソファで、みんなでゆったり飲むって感じのお店が多いよ。キャバクラの落ち着いたバージョンってイメージかな。
    キャバクラみたいに小さいテーブルがいくつもあってって感じじゃなくて、とにかくドーンとソファ!って感じの作りがほとんど。お客さんは金持ちが多いし、年齢層も高めだね。大人数で来店するケースも多いかな。

ナイトワークで働くメリット

メリットがないのに、わざわざ夜に働く理由なんてないでしょ。夜の仕事には昼の仕事にはない魅力があるんだよ。だから選ぶ価値がある!
将来的に役立つメリットもあるから、魅力を感じたんであれば、どんどんやってみたらいい。

とにかく高収入

昼間の仕事なんかよりずっと稼げるのがナイトワークな。
特別なスキルがあれば昼職でも稼げるけど、ナイトワークだったら学歴とか関係なしに、一流大学を卒業したやつよりも稼げるようになるからね。しかも出世が早い早い。

すぐにお金が欲しいっていう人にもおすすめだね。バイトでも昼職の正社員並みに稼げるし、それを日払いとか週払いで受け取ることもできるからね。収入とか待遇って面では、ナイトワークはかなり魅力があるよ。

人脈が広がる

夜のお店って、お客さんが金持ちとか会社やってる人とか有名人とかが多いんだけど、そういう人たちと繋がれるってのもナイトワークの魅力だね。そういう人たちに気に入られて出資してもらってお店持ったやつとかも知ってるし、実力者たちとの人脈が広がるって意味では、かなりのメリットだよ。

場合によっちゃ、有名人と繋がれるってケースもある。業界人との人脈が広がれば、将来的には仕事の幅も広がりまくって、芸能界に影響力を持てるまでになるチャンスもあるかもね。

気遣い上手になれる

社会人としてのマナーとか、気遣いとか、人との接し方とか、そういう人間として大事なものを学べるってのもナイトワークで働くメリットだね。人に気に入られるためには必要な能力だから、気遣いできたり空気読んだりが上手くなりたいやつはナイトワークやっとけ。

ナイトワークやって、そのあとに普通の仕事について出世するやつも山ほどいるから。こういうやつらは、キャバクラのボーイとかやったおかげで人の扱いとかに慣れることができたから、昼職でもそれを活用して出世できるんだよ。自分の頭で動いて行動する能力も身につけられるし、ナイトワークでゲットできるスキルって、かなり良いものばかりだよ。

ナイトワークで働くデメリット

メリットばっかり言ってるってちょっと卑怯だと思うし、読んでる方も「イイことしか言わねーのかよ」ってなりそうだから、ナイトワークで働くことで生じるデメリットにも一応触れておく。
これを知って、ナイトワークを選ぶかどうかは個人個人の勝手だけどね。仕事を選ぶときに参考になることはあるんじゃないか?

昼夜逆転が避けられない

当たり前だけど、生活は昼と夜が逆だよ。夜に働いて、昼間に休むって感じ。まあナイトワークだからね、当然のことだ。
昼職の友達とか彼女とかと時間が合わなくて遊べないってのは避けられないかもね。

精神的にかなりきつい

ナイトワークは実力次第では出世もめちゃくちゃ早いんだけど、未経験だとやっぱ下積みはあるよ。先輩やらお客さんやらに叱られたり文句言われたりも避けられないから、キャバクラのボーイなんかは、最初は精神的にキツイんじゃね?
まあ職種によっては、そうでもないものもあるけどな。

身内にあまり大っぴらにできない

世間からの目も甘くないね。まだ理解されてないっていうか。
仕事聞かれて「キャバで働いてます」って言った時の相手の反応って、だいたい悪いから。家族とか恋人とか友達とか親戚とか、身内系に堂々と言いにくいってのはデメリットかもしれないな。

ナイトワークは18歳以上なら学生でも働くことができる!

ナイトワークに興味あるやつは絶対に知っておかなくちゃいけないことは山ほどあるんだけど、大前提として18歳以上じゃないと働くことできないから。これはキャバクラだろうがクラブだろうがガールズバーだろうが同じね。
逆に言えば、18歳以上だったら誰でも働けるってことでもある。この年齢に達していれば、別に学生でもオッケーだよ。会社員でもいいし、フリーターでももちろん大丈夫。

これもナイトワークの魅力だよね。年齢さえクリアしてれば、別に昼間に何してようが、これまで何していたかなんて全然関係ないんだから。実際にキャバクラのボーイとかだったら学生のバイトも多いし、仕事できるやつは在学中に出世したりするやつもいるよ。

その代わり、年齢チェックは年々厳しくなってるから、ごまかしたりしないことだね。18歳未満で働いてることがわかったらお店にも迷惑かかるから、絶対にそれはしないこと。ボコられることはないと思うけど給料とか払ってくれない可能性は高いから、働くなら18歳になってからにしとけよ。

引用:http://www.takara-jizo.com/topics/view/112