お店の顔!キャバクラのエスコートスタッフとは?

キャバクラのエスコートスタッフはお客様の付き添いが主な仕事

ボーイやホールスタッフに隠れてあんまり注目を浴びない「エスコートスタッフ」だけど、お店の顔的存在だから、こいつら次第でお店の雰囲気やお客様からの評判っていうのも変わってくるんだよね。

店にとっては、めちゃくちゃ重要過ぎるほど重要な仕事だよ。基本は付き添いだね。

お客様の荷物を預かる

まず、お店に来てくれたお客様の荷物を預かるのが、エスコートスタッフの仕事だ。出張帰りとか交渉帰りとかだと大事な荷物持ってるからね。
それをエスコートスタッフが預かる。

冬場なんかはコートも預からないといけない。ここに関しては、クローク的な役割って感じだね。
ただ預かるっていうよりは、丁寧にお預かりするって感じ。ここが重要だよ。

お客様の案内と見送り

荷物を預かった後にするのが、案内な。どの席に案内するかっていうのが、エスコートスタッフの腕の見せ所でもある。
お客様の立場やお得意様かどうか、人数や指名なんかを考えて部屋やテーブルに案内するんだよ。

帰り際は、見送りね。キャバ嬢と一緒に、席から店外まではエスコートスタッフもしっかりとついて見送らないといけない。
お客様が店から離れるまでが接客だし、見送りの出来次第でお客様の満足度も変わるからね。

タクシーの手配や傘のサービスを行うこともある

もし必要だったら、お客様のタクシーの手配もする。駅まで距離がある店だったり、もしくは自宅までそのままタクシーで帰ってもらうこともあるしね。

歩きで帰ったりアフターを利用するお客様の場合は、雨が降ってれば傘を用意することもある。
返却のプレッシャーを与えないためにビニール傘を用意する店が多いかな。でもそこそこ良いビニール傘を用意するよ。壊れたりしないようにね。

仕事中に心がけたいこと

エスコートスタッフの仕事は、テクニックとかスキルも重要だけど、一番大事なのは心がけ。おもてなしって言うのは簡単だけど、これをどれだけ注意深く意識してできるかってことが重要になってくるね。

指名状況を考えてエスコートする

とにかく状況判断が求められるのが、このエスコートスタッフの仕事。特に意識したいのが、指名状況。本指名の場合は特に注意が必要だね。
指名されたキャバ嬢って1人しか存在しないだろ?同じ子を指名したお客様とテーブルの距離が近かったら、どうだ?好意を抱いてる子が隣のテーブルで他のお客様と楽しくやってたら、たまったもんじゃないよな。

誰を指名したかによってエスコートするテーブルを変える、ここに気遣いが現れるってわけだ。

予約状況を考えてエスコートする

キャバクラは、場合によっては予約が入る。もちろん飛び込みで入ってくるお客様も多い。でも席数は限られてるわけだ。

1人で来店したお客様を6〜7人で座れる席に案内するって、おかしいだろ?店にとってよほど重要な客ならまだしも、この後6人で予約が入ってるのに、1人で広いテーブルを潰されたら売り上げにも響いてくるよな。

何時にどんなお客様が何人来るのか、こうした予約状況は常に考えておかないとダメだね。

お客様の荷物を取り違えないように注意する

カバンやコートなんかを預かるのもエスコートスタッフの仕事って説明したけど、それを返すのももちろん重要な仕事の一つな。荷物は正確に返さないといけない。取り違えなんて許されないよ。

傷やシワや汚れが付くなんてことも絶対にNG。紛失なんてしようもんなら、マジで大変だからな。いかに管理体制を整えられるかってのも腕の見せ所だね。

エスコートスタッフは女性でもなることができる!

男のナイトワーク前提で話してるけど、エスコートスタッフは女の人でもなれるぞ。最近はお客様に安心感を与える目的で、女性をお店の顔としてこの仕事をやらせるところも増えてきてるね。

まあ、お客様としては女性と飲みに来てるわけだから、店に入って最初に出てくるのが女性ってのは、それだけでも悪い気はしないよな。

女性の場合はエスコートレディとかって言われたりもしてるけど、やってる仕事は基本的に同じ。重要な仕事には変わりないよ。